店舗に防犯カメラを設置して、防犯対策をしようと言うことはよくありますが、設置の仕方や数によってはスタッフが嫌がることがあります。
あくまでも防犯対策が目的の防犯カメラであっても、スタッフのプライバシーの侵害になることもあるからです。
今回は、そのようなときにどうすればいいのかを考えてみましょう。
防犯カメラの役割
防犯カメラの役割はいろいろありますが、確認してみましょう。
①犯罪防止
犯罪を犯そうとする人は、その様子を見られることを非常に嫌います。
証拠が残ることで、あとで逮捕に繋がるからです。
そのため、防犯カメラが設置されていると事前に察知すると、その店舗での犯罪を犯すのを躊躇するようになります。
仮に不審者が侵入しようとしても、気がつきやすくなり、その行動を抑止できる場合もあります。
②証拠保全
防犯カメラが設置されていても、店舗で犯罪を犯そうとする人もいます。
設置されているを知っているのか知っていないのか分かりませんが、そのような犯人が犯罪をオア科す現場を防犯カメラが捉えることができます。
その撮影内容はあとで証拠として使え、犯人逮捕や起訴に役立つことになるでしょう。
③安全管理
防犯カメラというと犯罪防止が種目的なように思う人もいるでしょうが、安全管理という役割もあります。
店舗の安全を確保する上でチェックしなければいけない部分を人間に代わって、防犯カメラが担当してくれます。
④内部不正抑止
犯罪というと、外部の犯人によるものを最初に思い浮かべるでしょうが、店舗内部のスタッフによる犯罪もあります。
例えば、横領・窃盗・商品や現金の無断持ち出しなど。
あるいは、機密情報漏洩や重要資料の外部持ち出しなど。
このような現場を押さえて、問題のあるスタッフに問いただす際、あるいは警察に通報する際に、防犯カメラの映像が大きな役割を果たします。
⑤パワハラ・セクハラ防止
店長としては、店舗内でパワハラやセクハラ行為が行われるのを避けなければいけませんが、ここでも防犯カメラが大きな役割を果たします。
防犯カメラに録音機能も付けておけば、その前であえてパワハラやセクハラ行為するスタッフもお亡くなるでしょう。
店舗に防犯カメラを設置したらスタッフが嫌がる?
様々な役割がある防犯カメラですが、店舗に設置することでスタッフが嫌がるという話があります。
なぜでしょうか。
理由を探ってみましょう。
①プライバシーの侵害になる?
店舗に防犯カメラを設置されたら、スタッフのプライバシーの侵害になるので、いやだと言う声もあります。
確かに設置場所によっては、間違いなくプライバシーの侵害になります。
トイレや更衣室などです。
このようなところにまで監視カメラを設置する必要はないでしょうが、もし設置しているのなら、スタッフから嫌がれれるのも当然です。
では、店舗そのものへの設置はどうでしょうか。
これはプライバシーの侵害と言うほどもことはないでしょう。
スタッフは労働中の姿を撮影されることになりますが、そのくらいで店長が文句を言われるs試合はありません。
犯罪防止のためには必要な措置なので、スタッフの方で受け入れてもらうしかありません。
②仕事がやりにくくなる
店舗に防犯カメラを設置すると、四六時中監視されている用で落ち着かず、仕事がやりにくくなるので、嫌がるというスタッフもいます。
確かに防犯カメラは四六時中稼働しています。
隙がありません。
そうなると、スタッフも常に緊張状態を強いられた中での仕事になり、リラックスしにくくなります。
それが嫌がる理由なのですが、あまり気にしないようにしてもらうしかありませんね。
③人権侵害になる
店舗に防犯カメラを設置すると、人権侵害になるので嫌だというスタッフもいます。
確かに最近の防犯カメラは画質も良くなり、必要以上のスタッフのシガタも鮮明に写るようになりました。
その扱い方によっては、人権侵害を捉えられる恐れもあります。
防犯カメラの製造から、個人情報が漏れるようなことがあれば、スタッフも黙ってはいられないでしょう。
店舗に防犯カメラを設置して、スタッフが嫌がるのならどうする?
店舗に防犯カメラを設置することは店長としての当然の権利ではありますが、スタッフが嫌がる場合もあります。
そのようなときにどのような対策を講じればいいでしょうか。
考えてみましょう。