目次
①本当に老廃物が溜まっている
②未熟なエステティシャンだった
③わざと痛くしている可能性も…?
「アロママッサージは痛い方が効果があるの?」
「良いリンパマッサージは痛くない?」
基本的にアロママッサージは気持ちの良い施術で、心身ともにリフレッシュするのを目的としています。
にも関わらず、「痛かった」という口コミを目にすることは多々ありますよね。
アロママッサージと一口に言っても、サロンごとに手技や施術内容は異なるため
● 痛かった
● 痛くなかった
● むしろ弱いくらいだった
● 気持ち良かった
とさまざまな感想があるのです。
「痛い=老廃物が溜まっているから定期的に通ってリンパを流さなきゃ!」という考えになる人は多いですが、本当にそうなのでしょうか?
もしかしたら、わざと強めにマッサージして、「すごく老廃物が溜まっています。定期的にうちに通ってください」と誘惑している可能性もゼロではありません…。
そこで今回は、「アロママッサージが痛い時の理由」についてわかりやすく解説していきます。
①本当に老廃物が溜まっている
確かに、老廃物がものすごく溜まっていると、適度な圧でも痛みを感じることがあります。
痩身マッサージのようにゴリゴリとマッサージするわけでもないのに痛みを感じるのは、リンパが詰まっていると考えてもよいでしょう。
そもそもアロママッサージは痛みを感じるほど強く行う必要がないので、「背中や腕など全体的にマッサージは気持ち良いけど、鼠蹊部あたりが痛かった」という場合は老廃物が溜まっている可能性が高いです。
全体的に気持ちよかったけど、部分的に痛みを感じた、という場合ですね。
老廃物が溜まると、リンパ管や血管の流れが悪くなって体にさまざまな不調が出てきます。
放置してしまうとセルライトになる可能性もありるのですが、セルライトができている部位はアロママッサージでも痛みが生じる場合が多いです。
リンパが詰まっていたがためにアロママッサージで痛みを生じた場合、翌日に好転反応が起こる可能性があるので、このことも頭に入れておきましょう。
好転反応とは体の状態が改善されるまでの大切なプロセスで、
● だるさ
● 筋肉痛のような痛み
● 発熱(もともと低体温の方がなりやすい)
● 吹き出物や湿疹が出る(老廃物が皮膚を通して排泄される際に現れる)
などの症状があります。
回復の兆しではあるのですが、適切な対象法としては「水分を積極的に摂る」「湯船につかって体を温める」の2つです。
水分をたくさん摂ることは、好転反応の有無に関わらず大切なことです。
アロママッサージ後は毒素や老廃物をスムーズに排泄するために、水分を積極的に摂りましょう。
常温の水や、リラックス効果のあるハーブティーなんかがおすすめです。
湯船につかって汗を流すのも有効ですよ。じんわりと体を温めて、深呼吸と水分補給も忘れずにおこなってくださいね。
②未熟なエステティシャンだった
アロママッサージは公的な資格がなくても施術できるもの、というのはご存知でしょうか。
研修を受ければ、だれでも施術できるものなのですね。
だからこそ、アロママッサージを受けるにはサロンの口コミやセラピストの経歴などが重要になります。
実績や知識が豊富なエステティシャンなら、カウンセリングをもとに一人ひとりの体調に合わせて施術をおこなえるのですが、新人スタッフなどまだまだ知識も経験も未熟なエステティシャンだった場合、「強い方が良い」と思い込んで一生懸命マッサージしてしまうかもしれません。
もちろん「強い方が好み」など、施術を受ける方の要望はさまざまなです。「強めに」とお願いされていないのにも関わらず体重をかけて施術した結果、お客様が「痛い…」と感じるケースもあります。
「全体的に強いし痛い」という場合は、未熟なエステティシャンだった可能性が高いでしょう。
アロママッサージを受ける場合、
● ベテランの施術者
● 口コミ評価が良いサロン
● カウンセリングを丁寧におこなってくれるサロン
これらを基準に選んでみてくださいね。
アロママッサージを受けるにしても1回3,000円〜12,000円ほどかかるため、サロン選びでは失敗したくないですよね。
これから定期的にアロママッサージに通う予定なら、行きつけのサロンをいくつか厳選しておくといいでしょう。
③わざと痛くしている可能性も…?
可能性は低いのですが、エステティシャンがわざと痛くしているという可能性もあります。
回数券を売ったり定期的に通ってもらうために、わざと痛くして「リンパが詰まりすぎていますよ!何回か通って老廃物を流さないといけません」というように勧誘するわけです。
先述した通り、「全体的に気持ちよかったけど、部分的に痛みを感じた」という場合は本当に老廃物が溜まっている可能性が高いですが、全体的に強くマッサージされた場合は注意しましょう。
「これだけ強くマッサージされたら誰でも痛い…」と冷静に思えたのなら、次の予約を迫られたりしてもきっぱり断ってOK。途中で「痛いのでもう少し弱くマッサージしてください」と頼んだのにも関わらず変わらない場合も良心的ではありません。
リラクゼーションを目的としたアロママッサージで「全体的に痛い」ということはないため、エステティシャンの言い回しに惑わされないようにしましょう。