目次
①アロママッサージで内出血が起きる原因は?
②内出血が起きたときの対処法
③好転反応の可能性もある
④今回のまとめ
アロママッサージは比較的やさしいタッチでおこなわれる施術なのですが、稀に「内出血」が起こる場合もあります。
家に帰ったあと内出血していることに気づくと心配してしまうかもしれませんね。
なぜアロママッサージで内出血が起こるのか?万が一内出血が起きた場合はどう対処すればいいのか?さっそく見ていきましょう。
①アロママッサージで内出血が起きる原因は?
アロママッサージで内出血が起こる原因はズバリ、
● 施術者が強く押しすぎた
● 毛細血管が弱っている
という理由が考えられます。
施術者が力加減を間違えて内出血が起こるケースは珍しくありません。
本来のアロママッサージは適度な圧でおこなわれるのですが、経験不足で強く押しすぎてしまったり、「強くマッサージしてください」と言われて内出血が起きるほど強くおこなってしまうこともあります。
施術者にもいろんな人がいて、アロママッサージ店だけでなくエステサロンに勤めていたことのある人もいるでしょう。
痩身マッサージを担当したことのある施術者は強ければ強いほどいい、と思っている人もいるかもしれません。
というのも、痩身マッサージではセルライトを潰すイメージでゴリゴリにマッサージするのが一般的なのです。
痩身マッサージを受けたことのある人ならわかるかと思いますが、痩身マッサージを受けるとどこかしらに内出血が起きるものですよね。
アロママッサージはセルライトを潰す施術ではなく、アロマオイルを浸透させつつ適度な圧でリンパを流していく施術です。
万が一強すぎる施術をしてしまったとして、その場合は施術者にアロママッサージの知識がなかった可能性があります。
アロママッサージは心地よく受けるものなので、万が一痛みを感じたら遠慮なく「痛いので力を緩めてください」とお願いしてくださいね。
お願いしたのにも関わらず強いマッサージを続けて、「痛みがあるのは老廃物が溜まっているからです」などとリピートを促すための営業をしてきた際は良心的なサロンではない可能性が高いでしょう。
内出血は毛細血管が切れている状態ですが、毛細血管が弱っている場合も内出血が起こりやすいです。
代謝が悪く脂肪やセルライトがついている場所は毛細血管が弱っている傾向があるので、ちょっとした刺激でも内出血を起こしてしまいます。
決して強いマッサージをおこなってなくても内出血が起こるケースはあるので、毛細血管を強化するために日頃からバランスの良い食事や運動を心掛けるといいでしょう。体を温めたり、血流を良くすることも大切です。
②内出血が起きたときの対処法
内出血が起きてもほとんどの場合は痛みがなく、時間の経過とともに薄くなり消えていきます。
放置しても自然と治るものですが、内出血に気づいたらまずは患部を冷やしてあげましょう。
早い段階で気づいて冷やしてあげることで、血管を収縮させて血を止めることができます。
早く止血することが先決なので、内出血ができた当日・翌日は冷やすことを意識してあげてください。
内出血が落ち着きあざとなり、治りかけで黄色っぽくなることもあるでしょう。
その場合は血行を促進させるといいです。
切れた毛細血管が修復された後、青あざや黄色っぽいあざを早く治すにはカイロで温めたり湯船によく浸かるといいとされています。
バランスの良い食事や規則正しい生活をして自然治癒力を高めるのも大事ですね。
③好転反応の可能性もある
内出血が起こる原因は「施術者が強く押しすぎた」もしくは「毛細血管が弱っている」のどちらかですが、「好転反応」の場合もあります。
好転反応とは、身体が回復へ向かう際に一時的に出る反応です。
好転反応の場合はかゆみを伴うケースが多いとされています。
また、あざというより湿疹のような出方をし、日に日に症状が良くなっていくのが特徴です。
リンパの流れが良くなり細胞が活性化し、体に溜まった老廃物が排出されている状態で、傷ついた細胞が新しく生まっているとも考えられます。
かゆみの他、身体がだるい・眠い・のどが渇く・トイレが近くなる・頭が重い・めまいがするなどの症状も同時に現れやすいので、この場合は好転反応を疑ってみてください。
好転反応は疲労物質の溜まっている箇所に出やすいです。
好転反応だと思われる場合は、水分をよく摂り体の中の老廃物を早く出してあげるようにしましょう。
栄養バランスの良い食事をしたり質の良い睡眠を心がけたりと、健康的な生活が早く好転反応を終えて本来の状態に戻るための鍵です。
サロンによってはあらかじめ好転反応について説明してくれるところもありますよ。
本来なら日に日に良くなっていくものですが、もし悪化するようであれば皮膚科に相談するのが無難です。
④今回のまとめ
● 施術者の経験不足や知識不足により強く押しすぎた
● 毛細血管が弱っている可能性もある
● 脂肪やセルライトがついている場所は毛細血管が弱くなる
● 内出血は早く止血することが先決
● 生活習慣を見直して自然治癒力を高めよう
● 好転反応の場合もある