アロママッサージの好転反応とは?【パワーアップの為の一時的ダウン】

目次

①そもそも好転反応とは?
②好転反応にはどんなものがある?
③好転反応の対策・対処法
④今回のまとめ

いきなりですが、「好転反応」というものをご存知でしょうか?

「あ〜聞いたことはある」
「なんとなく意味はわかる」

という方がほとんどではないでしょうか。アロママッサージを受けた際にも好転反応が出る場合があるので、今回は「アロママッサージの好転反応」についてお伝えしたいと思います。

好転反応を理解しておけば、アロママッサージを受けた後にだるさや吹き出物が現れても、慌てることなく対応できるでしょう。

アロママッサージを受けた後に起こるかもしれない「好転反応」について、さっそく見ていきましょう。

①そもそも好転反応とは?

ズバリ、好転反応とは「人間が本来持っている自然治癒力が高まる過程の中で、眠くなったり倦怠感を感じたり、一時的に病的な症状がでること」です。

文字通り「好ましい方へ転ずる」わけですが、何も知らないとさまざまな不調が出て心配になりますよね。

好転反応が出るかどうか、もしくはどのくらい続くかは個人差がありますが、一般的に好転反応が出ても1日〜2日で落ち着きます。

好転反応は副交感神経が優位になると出やすいとも言われているのですが、アロママッサージはリラックス効果が高い施術なので「好転反応が出るかも」というのを頭に入れておくといいでしょう。

リンパケアを適宜に行うと副交感神経が優位になり排泄が活発になるので、デトックス効果も高いです。

体の中に溜まっていた毒素が皮膚に出てききて吹き出物が出たり、頻尿や下痢を引き起こすかもしれません。

いずれにせよ「好ましい方へ転ずる過程である」ということを理解しておけば、このような症状が出ても不安にならずに済みますよ。

②好転反応にはどんなものがある?

ここからは好転反応の症状について詳しく解説していきます。わかりやすくまとめた表がコチラになります。

弛緩症状・だるさ
・眠気
・倦怠感
・疲労感
血液の浄化が始まるための反応で、臓器が機能を回復し始める際一時的に各器官同士のアンバランス状態がおきるため、このような症状がおきます。今まで調子が悪かった身体の部位が本来の機能を回復しはじめる段階で、バランスのとれた状態に戻ろうと動き出している時期といわれています。
過敏・不快症状・便秘
・下痢
・痛み
・腫れ
・かゆみ
慢性的に不調だった体の機能が改善される際にこのような症状が現れます。慢性的に不調だった体の機能が覚醒しますが、複数の部位の具合が悪い場合は最も状態が悪い部位から症状が出るといわれています。そこが治り始めると次に状態が悪い部位の反応が出始める、というイメージです。
デトックス症状・吹き出物
・湿疹
・発疹
・にきび
・発熱
・目ヤニ
細胞が活性化されることで体の解毒作用が現れます。老廃物や疲労要素など、体内を汚しているものを解毒・排泄する作用が働いている証ともいえます。
回復症状・発熱
・腹痛
・吐き気
・動悸
・頭痛
血行の悪かった所が改善された結果このような症状が出やすくなります。滞っていた血流が改善されている証ともいえます。好転反応として複数の症状が出る場合もありますが、回復症状を乗り越えることで体調は元の正常な体に戻っていくでしょう。

体の中に溜まっていた毒素が皮膚に出てきて吹き出物ができたり、汚れた血液が一時的にまわりはじめるときに不調が出たり、症状の種類はさまざまです。

● 頭が重たい感じがする
● 尿意やおならが頻繁
● いつもは出ない鼻血が出た
● 生理の量がいつもより多い
● 胸焼けがしてあまり食欲がない
● 手足や顔がむくんでいる
● 風邪のような症状で何もしたくない
● 珍しいところにニキビが出た

いずれも少し経つと症状は改善し、血液が浄化されますよ。

アロママッサージを行うとリンパの流れや血流がよくなるため代謝が活発になります。

その際に病的な症状が出てくるかもしれませんが、体は悪いものを排出しようと頑張っているところなのですね。

アロママッサージはリラックス効果だけでなく「毒素などの排出を促す効果」もあるのです。

好転反応ではなく本当に体調が悪い場合もあるので、「不調な状態と並行して良くなる症状も確認できているか」にも注目してみてください。

吹き出物は出ているが便通が良くなったなど、不調な状態と並行して良くなる症状も確認できている場合は好転反応の症状の可能性が高いです。

我慢できる軽度の不調なら、それも好転反応でしょう。

③好転反応の対策・対処法

最後に好転反応の対策・対処法をチェックしていきましょう。

● 水分をたくさん摂って老廃物や毒素を早く体外に出してあげる
● 湯船にしっかり浸かり発汗を促して代謝を上げる
● 無理のない範囲で軽い運動をしてみると
● 無理をせずに体を横にしてゆっくり休む

アロママッサージを受けた後は以上4つを心がけてみてください。

好転反応は前もって説明されることもありますが、そうでない場合もあります。

施術翌日に不調が出たからといって不安になるのではなく、まずは好転反応を疑ってみてくださいね。

④今回のまとめ

● 一時的に病的な症状が出ることがある
● 体が良い方向へと向かっている証拠
● 慢性的に不調だった体の機能が改善される
● 好転反応が出ても1日〜2日で落ち着く
● 好転反応を理解した上でアロママッサージを受けよう

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